しごとの流れ(設計と監理)
Step 01 お問い合わせ・ご相談
Step 02 ヒアリング(ご要望・事例紹介)
基本的には次の内容をお聞きし、設計室の事例を紹介し
意見交換しながら初めの構想を作り上げていきます。
・建物に対する思い、イメージ、住歴(住まいの思い出)
・規模・ご予算・大まかなスケジュール
・住宅の場合は家族構成、生活スタイル
・要望室と広さ
個人情報については、秘密厳守をお約束します。
Step 03 調査関係(敷地・現況建物)
設計室の計画敷地調査書により敷地調査(環境・インフラ)を行う、また住宅計画調書により持込み家具・車両関係を調査します。
敷地の形状や道路との関係、設備的な部分の現況、関係行政、
敷地の周りの気候条件(風・日照)、敷地周辺の環境や歴史を
調べます。現況住宅については要望条件をふまえて、今の
生活スタイル等の確認し参考も行います。
Step 04 初回プレゼン(計画提案)
初めの構想や敷地調査・住宅計画調書により計画案を作成提案します。
大まかなイメージを平面図・立面図やスケッチ・パースに
反映し検討していきます。
全体のタイムスケジュールも作成し検討します。
設計・監理報酬の見積を提出します。
報酬(設計監理料)
基本的には、建築工事費の10%前後です。(用途や規模により異なります。)
Step 05 業務委託契約(設計・監理)
提案内容にご理解いただき、私ども設計を任せて頂けるようでしたら、
ここで設計監理業務委託契約を正式に結ばせていただきます。
契約の内容
・業務の内容と範囲 設計から監理まで
・業務の実施期間 設計期間と監理期間
・業務の報酬と支払い時期の確認
Step 06 基本計画
初回プレゼン案を細部にわたり検討し、」図面・パース・模型・スケッチ等を使い具体的な形を表現します。
何回かプレゼンを行い提案図をもとに、ご要望の確認や意見の交換を
行い計画案をまとめます。
具体的には次のような作業になります。
・建築計画:平面・外観・空間構成・仕上材料(インテリア計画含め)
・構造計画:計画案の構造種別(混構造含め)・架構方法等を検討
・設備計画:要望および法的必要設備を検討
・外部環境計画:建物外部エクステリアの計画(外構等)
・具体的な計画による関連の法律のチェック(行政等による)
・計画案による工事費の概算見積によるコストプラニング
・具体的な設計及び工事のタイムスケジュールの確定(諸手続き含む)
Step 07 実施設計
基本計画を具体的に実現するため、建物のイメージを施行者等の第3者に伝えられる図面を詳細にわたり作成します。
建築(意匠)は全体の検討から細部への設計提案を盛り込み、構造設計では建物の安全性についてもチェックを行い、設備は
必要能力等の検討を行い実施設計図として完成させます。
実施設計図の細部にわたる確認打合せを何回か行います。
また、建築確認申請等、関連申請の官庁許認可取得のための
図面や計算も作成し、施工者決定後に関係機関に提出します。
様々な図面を作成しますので、時間がかかる作業になります。
Step 08 見積・施工者選定・工事契約
施工者の選定および見積依頼し、提出後に見積内容をチェックし
報告し決定します。
その後、設計者立合い施工者と工事契約を結んでいただきます。
施工者候補(見積依頼者)の選定
計画建物に適した数社を選定し推薦します。(施主側の推薦含む)
通常3社(建物規模にもよる)ぐらいに見積依頼します。
工事見積の依頼
選定施工者に現場説明書(見積作成要領)・設計図・その他資料を渡し見積依頼をしますが、中間に図面に対する質疑応答を行います。
通常2~3週間ぐらい時間を要します。(建物規模にもよる)
施工者の決定
見積内容について内容・材料・数量・単価等について検討確認し施主へ報告し、最終的には施主の判断で決定します。
工事契約
施工者は必要書類をまとめ工事契約書を作成し、設計者立会いのもと
施主と施工者との間で工事契約を結んでいただきます。
Step 09 工事監理
建物が設計意図の実現のため正確に施工されているか、設計者として、
また施主の代理として監理します。
基本的な監理項目
・設計図書の説明による施工計画および工程計画の確認
・重要な施工個所の品質管理等の確認・指導、材料等の検討
および確認(仕上げやサンプルによるカラープラン)
・施主・設計者・施工者による現場定例会議を開催し、
現場工程報告とともに、検討事項の関係者間の調整
・法令等に準じた各種検査の立会確認
・工事費部分支払いの審査・確認
・上記以外に必要事項の報告を施主に行います。
Step 10 竣工・引渡し
工事完了後、各種検査により建物確認し、施主へ完成引渡になります。
完成後の検査
・設計事務所による完成検査:設計図書をもとに検査
・施主による完成検査
・法的完了検査
建築基準法等や消防法にともなう関係機関による
以上の検査合格後、施主へ完了引渡しになります。
引渡しは設計者が立会、施工者から各種使用説明(主に設備関係)が行われ、引き渡し関係書類が設計者・施工者から渡されます。
Step 11 その後・・サポート
完成後に建物経年調査を行います。最初は1年後に行います。
定期的なメンテも大切になります、ご連絡ください。